2015年2月11日
2月より大腸カメラの送気を一般的な空気から二酸化炭素に変えました。
検査中腸管に空気を送り膨らませるのですが、大量の空気が腸管に入るとお腹が張り苦痛が生じます。
その送気を二酸化炭素で行うのですが、炭酸ガスは腸管内ですぐに吸収されて消失しますので、検査後ほとんどお腹が張りません。
もともとは腹腔鏡手術や内視鏡手術といった長い治療の際に使用されていますが、当院では一般の大腸カメラに使用しており、検査後の苦痛がかなり軽減されるようになりました。
特にこれまで大腸カメラの検査後の苦痛が強かった方にはおすすめです。
なおこの方法にによる検査での料金負担増はありませんのでご安心ください。
吉岡医院 吉岡幹博