血管年齢測定について
動脈硬化の測定が5分でできることをご存知でしょうか?
当院で導入した血圧脈波検査装置(CAVI(キャビー))では、数分間の検査で、わかりやすいイラストが豊富な検査結果シートと血管年齢をお出しし、その後の治療計画を立てていきます。
血管の老化は心臓と脳に影響します。
生活習慣や食生活によって、糖尿病、隠れ梗塞、心臓病、高血圧、高脂血症などが血管の老化を早めます。
早めの検査・早めの治療で健康な生活を送りましょう。
血管年齢測定(動脈硬化測定検査)
患者さん用にお渡しする検査結果シートが、イラスト豊富でとてもわかりやすく、また、血管年齢も表示されるため、これまで検査を受けられた患者さまにもとても好評です。
検査方法
- 1.ベッドに横になって血圧計などを装着
- 2.測定中は安静にして下さい。約5分間の測定後、プリント結果が出ます。
- 3.測定結果をもとに今後の生活や病気に関するアドバイスを受けます。
基本的には、高血圧・高脂血症・糖尿病などの疾患がある方に、閉塞性動脈硬化症予防のため保険適用で行っておりますが、今後の健康管理のために検査してみたいとおっしゃる患者さんが多いため、自費での検査も受け付けております。
動脈硬化測定検査(血管年齢測定検査)をご希望の方は、ベッドを確保し、スムーズに検査が行えるよう、できるだけご予約ください。
頚動脈エコー検査について
心臓から脳に血液を供給する血管に頚動脈があります。この動脈は首の表面を通るためエコーで細かな観察が可能で、血管壁に動脈硬化による肥厚やプラークがないか、極端な場合は細くなったり詰まったりしていないかどうか調べます。この検査によって頚動脈に変化があれば、より大切な脳の中の動脈や心臓の動脈にも異常があることが考えらます。
将来起こるかもしれない脳卒中や心筋梗塞に対して、早期から精密検査を受けるきっかけとなり、治療・予防が開始できます。
検査にかかる費用
血圧脈波検査 | 1,300円の3割負担 |
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頚動脈エコー | 5,500円の3割負担 |