当院の婦人科では下記の自費診療を行っております。
避妊目的ピル/IUD(避妊リング)
低用量経口避妊薬(低用量ピル) Oral Contraceptives:OC
メリット:避妊効果は極めて優れている。月経痛軽減効果がある。
デメリット:毎日内服する必要がある。特有の副作用の発現の可能性がある。
低用量ピル(当院取り扱い) | 金額(税込) |
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マーベロン 21 | 2,640円 |
トリキュラー 28 | 2,640円 |
ラベルフィーユ 28 | 2,200円 |
月経痛の改善、過多月経の改善、月経不順の改善、排卵痛の消失、PMS身体症状の改善、子宮内膜症の抑制、 子宮筋腫の発生予防、ニキビ改善、骨粗鬆症の予防など
低用量ピルの禁忌- 妊娠の可能性がある
- 授乳中、分娩後6週間以内
- 喫煙:35歳以上で1日15本以上の喫煙者
- 心血管疾患
- 高血圧:160/100以上
- VTE(深部静脈血栓症)の既往
- 長期の安静臥床を要する状態
- 脳卒中
- 心弁膜疾患
- 前兆を伴うひどい片頭痛
- 糖尿病
- 乳がん
- 肝硬変・肝腫瘍
子宮内避妊器具(IUD/避妊リング)
子宮内に小さな器具を挿入・留置することで避妊効果を発揮します。連日内服などのストレスなく、ピルと同等の避妊効果が得られます。出産の経験のある方、ピルによる避妊ができない方に適しています。
IUD/ 避妊リング(当院取り扱い) | 金額(税込) |
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ミレーナ(子宮内黄体ホルモン放出システム) | 55,000円 |
- 定期検診費用: 2,200円(税込)
- 抜去費用: 5,500円(税込)
- 5年毎に入れ替えが必要です。
どちらも事前に問診・診察を受けていただきます。挿入は月経開始後5日目までに行います。挿入後は初回月経後、 6ヶ月後、1年後に必ず検診をお受けください。
緊急避妊ピル(アフターピル)
性交は、妊娠の目的だけでなく、コミュニケーションとして行われることがあります。
妊娠を望まない場合は避妊をすることになりますが、さまざまな理由により避妊に失敗してしまうこともあります。このような望まない妊娠を避けるために、緊急避妊薬という薬があります。(モーニングアフターピルとも呼ばれております。)性交のあった次の朝に飲むことからこの名前が付けられたとも言います。実際には性交後72時間以内であれば有効とされています。
一般的に、避妊をしなかった場合、排卵期の前後で女性が妊娠する確率は8〜15%と言われています。アフターピルを使用することで妊娠率を下げることができます。しかし100%ではありません。緊急避妊には2つの方法(薬)があります。
緊急避妊ピル(当院取り扱い) | 金額(税込) |
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レボノルゲストレル
性交後72時間以内に1回(1錠)服用します。副作用はほとんどみられません。 |
8,800円 |
- 緊急ピルは婦人科・内科・小児科で処方します。(夜診でも処方可能です)
- 緊急ピルは未成年の方でも保護者の同意なく処方できます。
月経移動(生理を遅らせる・早める)
受験や旅行などと生理が重なりそうな時に、ホルモン剤を内服することで生理日を遅らせたり、早めたりすることができます。早めの受診をお勧めしますが、遅くても変更したい生理予定日の最低1週間前までにお越しください。