2023年3月7日
3月になり日中は暖かくなってきました。
ようやく春を感じるようになってきた今日この頃ですが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
インフルエンザもやや下火になってきましたが、
まだまだ粘っています。
逆にコロナの患者様は大幅に減少し、
発熱外来は一定数いらっしゃいますが、
いわゆる普通の風邪の割合が増えてきました。
季節と同様に
少し穏やかな診療になればいいと思います。
●
今回は講演会に出席したお話です。
3月4日、先週の土曜日ですが、
第二赤十字病院の地域連携の会で
講演させていただく機会を得ました。
私は開業して12年になりますが、
この様な機会は今までありませんでした。
ある日製薬会社のMRさんがやってきて、
「胃がんの地域連携」について講演してほしい、
と言ってこられました。
担当のMRさんに「なぜ当院ですか？」と尋ねると、
第二赤十字病院の先生方から「よく紹介してくれるから」と
名前が挙がったと言われました。
内容的には講演というよりは、
診療所の代表として、普段の内視鏡診療について
話せばいいのだろうとお受けすることにしました。
発表時間は15分程度でしたが、
新たに30枚ほどのスライドを作成し、
WEBによる発表を行いました。
久しぶりの発表で緊張しましたが、
時間通りに無事に終了しました。
数ある診療所の中から、
胃がんについての講演をさせていただけるのは、
本当にありがたいことです。
がん拠点病院である第二赤十字病院に、
当院の胃がんを含めたがん診療を、
認めていただいたように感じます。
私は第二赤十字病院のOBでもないですし、
籍を置いていた医局も異なります。
その様な中お声がけいただいたということは、
今までコツコツ積み上げてきた成果と思われます。
そういえば昨年の暮れには、
西陣病院主催のWEBセミナーで、
院長の葛西先生がご講演されるセッションを、
座長として進行させていただきました。
少しずつ当院も地域の病院と
いい関係が築けているのではないかと
思うようになりました。
これからも患者様に、
安心して受けていただける内視鏡検査と、
地域連携を行っていきたいと考えております。
これからもよろしくお願いいたします。
吉岡医院 吉岡幹博