2024年12月27日
あっという間に年末になりました。
年々サイクルが早くなっていると思うのは
はたして私だけでしょうか。
つい最近まで猛暑でへばっていた気がしますし、
昨年末医院の大掃除を行ったのが、
ついこの間のことのように思えます。
当院の今年の診療は明日28日で終了です。
風邪の患者様、特にインフルエンザん患者様が急増し、
明日もかなり混雑すると思われれます。
待ち時間等でご迷惑をおかけしていますが、
ご協力の程よろしくお願いいたします。
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さて今年最後のブログですが、
今回は皆様に大切なお知らせがあります。
実は来年（令和7年）3月31日をもちまして、
当院の小児科診療を終了させていただくことになりました。
大変急なご報告で申し訳ありません。
母が当院で小児科の診療を始めたのは43年前になります。
年齢も80歳を越え体力も低下し、ここ数年は京都大学や桂病院から
若い先生方に手伝っていただきながら何とか続けておりました。
しかし当院に来ていただいている小児科の医師が、
仕方のない事情で退職を希望されたことや、
母も耳が不自由になり補聴器が必要となるなど、
現在の診療体制を維持することが困難になって参りました。
当院は小児科、内科、婦人科と、
老若男女を問わず幅広い方に診療を提供できる、
とてもユニークな診療体制をとっております。
お子様が成長され小児科から内科、婦人科に通院され、
その後の健康管理に長年かかわっていけることが、
当院の特徴だと思っております。
それなので、これからも小児科診療を
続けてまいりたいと思っておりました。
母の引退後も小児科医師を補充しながら、
診療を続けることは理論的には可能です。
しかし大学病院からの派遣はこれ以上は困難で、
かといって派遣会社に依頼して日替わりで来ていただくのも、
診療の質を担保するのが難しくなります。
小児科診療はワクチンも含めかなり専門的な知識が必要で、
母が引退したのちは誰が小児科診療を統括し、
マネージメントできるかという問題もございます。
そのようなことを総合的に考えると、
診療の継続は難しいとの結論に至り、
小児科医師が退職される3月末をもって、
44年間続いた当院での小児科診療に幕を下ろすこととなりました。
これまでの当院の伝統を何とか継続したいとの思いもあり、
私自身としても今回の決断に至ったことを本当に残念に思いますし、
地域の患者様に対しても大変ご迷惑をおかけして申し訳なく思います。
来年3月末日まではこれまで通りの診療を継続し、
必要な患者様には近隣の小児科を紹介する期間と
させて頂きたいと思います。
何卒ご了承くださいますよう
お願い申し上げます。
そしてこれまで、
当院小児科に通院していただいた患者様には深く感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。
母が皆様に対しご挨拶を申し上げておりますので、
もしよろしければご覧くださいませ。
今後は小児科終了後からは、
小児科の診療スペースを使って、
一部の曜日を内科を2診にする計画を立てております。
そして、高血圧、糖尿病、高脂血症といった
生活習慣病にさらに力を入れていこうと考えております。
また違う形で皆様にお役に立てるよう頑張ってまいる所存であります。
引き続きよろしくお願いいたします。
では、皆様、
今年も1年間ありがとうございました。
佳い年末年始をお過ごしください！
吉岡医院 吉岡幹博