2024年8月7日
連日体温を越えるような、
蒸し暑い毎日が続いております。
鴨川沿いの床も、
ランチはとてもじゃないけどできないそうです。
暑すぎて楽しむどころではないですね。
休みの日も日中は人通りがまばらです。
ここ数年の中では一番の暑さではないでしょうか。
皆様も外出には十分な暑さ対策をなさって下さい。
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さて当院は8月10日から15日まで、
お盆休みを頂きます。
皆様にはご不便をおかけいたします。
患者様から、
「長いこと休みとらはるんやね、
どこか行かはるのですか」
と聞かれました。
そういえば昔はお盆休みは、
14日から16日の3日間に日曜日がつく程度でしたので、
せいぜい4日ほどでした。
いつから長くなったのかはわかりませんが、
これは私が旅行に行きたいからではありません。
一つは山の日ができてから、
何となく連休になったような気がします。
山の日は2016年から施行された国民の祝日 で、
その趣旨は
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」
だそうです。
この祝日が制定されたことで祝日の数は16となり、
8月11日が選ばれたのは、
盆休みと連続させやすいことからだそうです。
確かに11日は13日からのお盆休みと
つなげやすい日程ですね。
またお盆休みが長くなったのことの他の要因として、
昨今の人手不足が関係していると思われます。
医療機関の仕事は基本的に、
残業も多くきつい仕事だとされています。
実際、医療事務などは他の事務職に比較し、
知識も対人対応力も高度となりストレスも多くなります。
実際続かない方も多く、
体力的な問題、メンタルの問題、能力の問題、
さまざまな要因で離職率も高い職種です。
そのような職場ですので、
お盆や年末年始で長期休暇が取れない職場は、
どうしても採用の段階で敬遠されます。
昔は患者様のために休みは最小限、
医者の不養生はあたりまえという感じでしたが、
最近開業されるクリニックを見ていると、
やはり休みは長期でしっかりとっておられるようです。
働き方改革や世の中全体が休日を増やしている中、
医療業界もそれに合わせていかないと、
健全な職場環境が保てませんので私も賛成です。
医療業界自体も持続可能でないといけません。
コロナが拡大した最初の頃はあったと思いますが、
医師や医療従事者が過労で倒れては、
結局患者様にご迷惑をかけてしまうことに繋がります。
この様な傾向もあり、
最近は多くのクリニックで1週間ほどのお盆休みを
とるようになったのだと思います。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、
何卒よろしくお願いいたします。
私も連絡を受ける状態にしておきますが、
外出等で出られないこともあるかもしれません。
お盆でも病院は開いていますので、
何かあればそちらでもご相談ください。
またコロナ感染が拡大しています。
皆様もお出かけの際には、
一応マスクをされるといいと思われます。
吉岡医院 吉岡幹博