2024年7月7日
皆様おはようございます。
現在7月7日午前7時です。
いい数字が並んでいますので、
何かいいことがおこればいいのですが。
爽やかな日曜日の朝です。
6月は祝日がないので、
ゴールデンウイークから約2か月、
連休などあまり休みがなく過ごしています。
梅雨にもかかわらず連日の猛暑で、
皆様もお疲れが出る時期かと存じます。
無理をせずお過ごしください。
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さて、
今回は医院1階のエアコンを、
リニューアルしたというお話です。
私が吉岡医院で診療するようになったのが、
2010年9月になります。
今から約14年前になりますが、
その頃の空調は病院時代の設備でしたので、
屋上に巨大な装置があり全館空調でした。
既に築25年が経過し設備も痛み始めておりましたので、
2012年に各階を個別のエアコンに切り替えました。
今から12年前のことです。
そのエアコンも10年を経過したあたりから、
作動が不安定になることが起きてきました。
10年で故障するのは少し早い気がするのですが、
早朝から夜までつけっぱなしにしますので、
稼働時間からすると仕方ないのかなと思います。
何とかやりくりしていましたが、
真夏や真冬に動かなくなると、
患者様にご迷惑をかけるのみならず、
診療自体にも大きな影響が出ます。
昨年の冬に大雪で室外機が凍結し、
一部のエアコンが止まることがありました。
その時は使えるエアコンや暖房器具を
フル稼働してしのいだのですが、
業者もすぐに対応してくれないこともあります。
その様なこともあり、
この春から1階のエアコンをすべて
取り替える準備を行っていました。
さらにコロナ禍になってから、
1階のエレベータ前の通路が、
発熱患者さんの待合となっています。
そこにはエアコンが設置されていないのと、
外と出入りするドアがあることより、
屋内とはいえ外と同じような気温になります。
夏は扇風機、冬はファンヒーターを用いて、
何とか凌いでおりましたが、
やはり患者様にご迷惑をおかけしておりました。
今回は既存の入れ替えと、
待合通路に新たなエアコンを設置する工事を
計画することとなりました。
特に通路の待合場所に、
新たにエアコンを増設することに関しては、
当初は設置は難しいと言われました。
天井のスペースが限られていることと、
室外機までのところに構造壁などがあり、
簡単には排水ルートが取れないことがありました。
それでもそこはこだわって検討してもらい、
何とか天井カセットを設置できる可能性を
探ってもらいました。
1階部分だけで天井カセット11台、
壁掛けのルームエアコン2台、
併せて13台の新調が必要となります。
この様な比較的大規模なエアコン工事を、
連休がない状態で実施するのは大変なようで、
マンパワー的にできない業者もありました。
またこのところの材料費の高騰、
人件費の高騰もあると思うのですが、
工事には大きなコストがかかります。
今回4社に見積もりを出してもらったのですが、
最安値を出した業者は工期とマンパワー不足で撤退しました。
やはりある程度の規模の業者でないと
大人数で短期間の工事は難しいようです。
結局積水ハウス建設という積水ハウスの関連会社が
工事を請け負ってくれることになりました。
ここなら大手なので安心です。
そして、先々週の土曜日の夕方とその次の日曜日、
先週の木曜日の3日間を使って工事が行われました。
上が待合のメインのエアコンです。
一見新しい感じはありませんが、
以前のものはやはり経年の汚れがありました。
そして下の写真が新しく通路に設置された
カセットタイプのエアコンです。
建物の内部の構造壁と外壁に穴をあけ、
室外機に至るドレーンルートを確保しています。
結構手間のかかる作業だったようです。
この様に室外機まで、
壁に穴をあけ階段下の倉庫を横切る形で
長い管を通しています。
暑い中ここまでよく短期間でやっていただいたと
職人さんたちに感謝しております。
内視鏡室のエアコンも新調されています。
今までは患者様に直接風が当たったりしていましたが、
今回のは大丈夫のようです。
以上、
何とか夏本番になる前に工事が完了し、
とても安堵しました。
以前に使用していたエアコンに比べると、
風の当たり方が柔らかいように感じられ、
自然な感じで心地よいです。
また以前のものも手入れをしていたのですが、
やはり新しいエアコンは空気もきれいに感じます。
皆様にも安心して過ごしていただけると思っております。
吉岡医院 吉岡幹博