2024年2月17日
春のような陽気がと真冬の寒さが、
1日の中で共存しています。
服装の選択が難しいですね。
今年は桜の開花予想も例年よりも早いようです。
満開の桜は4月の入学式のシンボルでしたが、
今年も3月下旬には咲くようです。
毎年少しずつ季節がずれていく感じがあり、
やっぱり温暖化の影響かなと思う今日この頃です。
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さて、
当院も2年前から婦人科が増え、
それに伴い職員の数も増えてきました。
患者様のご利用になるフロアも、
1階だけでなく3階にも広がり、
必然的に患者様の動線が複雑になっています。
またコロナ後より発熱外来が稼働し、
一般の診察の順番とは別の枠で、
待合室や来院時間を管理しています。
そして1月から3月は、
新卒の方の就職前の健診の申し込みが、
大変多い時期になります。
このように当院の診療やサービスは多岐に上り、
受付や看護師のマネジメントは
細かいところで複雑となります。
このような日々の診療の中で、
受付内や看護師同士の意思疎通、
または職員間でのチームワークが必要です。
当院では年2回ほど、
私が職員全員と一人ずつ面談を行い、
困っていることなどヒアリングを行っています。
その中でちらほら聞こえてきたのが、
事務や看護師さんの意思疎通が、
うまくいかないことがあるとの声でした。
決してお互いのことを非難しているのではなく、
どちらがどこまでの範囲で行うかなど、
細かい取り決めができていないことが原因のようです。
医療はチームプレーなので、
職員同士の信頼関係がとても重要です。
今一度職員同士でまとまる必要があります。
ということで当院初めての取り組みとして、
これから職員全員でのミーティングを、
2か月に1回の定期で行うこととしました。
今週の水曜日の昼から、
勤務ではない職員にも来てもらい、
第1回の院内ミーティングを実施しました。
医師、看護師、事務
あわせて20名ほどが集まりました。
約1時間の話し合いでしたが、
それぞれの職種や立場から多くの意見が出て、
とても有意義な時間となりました。
健診の手順の確認や、発熱外来の時間枠について、
あとは内視鏡検査が先まで予約が埋まっているので、
急を要する方の検査時間についてなど話し合いました。
また患者様や検査が多い日には時間内に収まらず、
職員の勤務時間、残業が多くなっていることも
今後の課題として考えていくことになりました。
4月から始まる医師の働き方改革について、
こちらは勤務医に適応されるもので私は無関係ですが、
時間外労働について制限が出ることを説明しました。
当院には小児科医師が
京大や総合病院から来られていますので、
ひょっとすると影響があるかもしれないということです。
医師の働き方改革については、
機会があればこのブログで説明したいと思います。
これからの時代、
職員がいかにやりがいを感じ、
ストレスなく仕事に従事できるかが大切です。
患者様に気持ちよく受診していただくためには、
職員が気持ちを一つにして、
安定した能力を発揮する必要があります。
患者様の方でも、
当院通院中にお困りになったこと、
お気づきになった点があれば、
教えていただければと存じます。
これからもよろしくお願いいたします。
吉岡医院 吉岡幹博