2022年7月27日
本当の意味で梅雨が明け、
夏本番の強烈な日差しと暑さが続いています。
皆様は熱中症に夏バテなど大丈夫でしょうか?
まずご報告ですが、
8月より6歳未満ののお子さまの処方を、
今までの院内処方から院外に切り替えることとなりました。
コロナ感染拡大により人手が不足するようになり、
院内処方に対する調剤業務に
十分な時間をかけられなくなっためです。
長年院内処方で続けてまいりましたが、
安全面の確保よりやむを得ないこととなりました。
6歳未満のお子様を持たれる皆様には、
ご不便をおかけすることとなりますが、
よろしくお願い申し上げます。
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コロナ第7波の勢いは予想以上で、
今週から検査の陽性率はぐんと上昇しました。
先週までは当院での1日の感染者数は10人前後でしたが、
25日は24名、昨日も20名と倍増し、
結果待ちの方もおられるのでさらに増える見込みです。
医院への電話も繋がりにくくなっており、
25日のフリーダイヤルでの電話数は600件を超えております。
代表の固定電話の回線も合わせるとおそらく1000件を越えます。
電話は2台あるのですがずっと鳴りっぱなしの状態で、
受けられた電話は全体の10~20%程度にとどまっています。
おおよそは発熱外来の問い合わせですが、
それ以外緊急の相談もあると思われますので、
必要な方がアクセスできなくなっている状態です。
「20回電話してやっとつながった」などの声もあり、
患者様をはじめ皆様には大変ご不便をおかけしております。
申し訳ありません。
当然発熱外来での対応も限界を越えますので、
全ての方を受け入れることはできておりません。
待ち時間増加や不十分な対応による患者様の不満やストレスは、
我々職員にも心理的な負荷となっており、
過酷な気候も手伝ってお互いに厳しい状況を生み出しています。
私はもともと外科医だったこともあり、
基本自己犠牲の精神が染みついている、
依頼を断るのが苦手、
最後まで諦めない、
などの精神を若いころに叩き込まれました。
気がつけば自分の能力以上のことをやろうとして、
患者様や周り関係者に迷惑をかけたことも多々あります。
そんな信念を
もともと医療従事者でない事務員にも共有させるのは酷ですが、
それでも職員は個々の持てる能力を発揮し、
本当に頑張ってくれていると思います。
このような諸事情も誰が悪いというわけではなく、
全てはコロナの感染拡大によるものです。
皆様も大変な状況とおもいますが、
協力して助け合いながら乗り切っていくしかないと思います。
しばらくは簡単な診療にも時間や手間がかかると思われますが、
何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
吉岡医院 吉岡幹博