京都市上京区の胃カメラ・大腸カメラ・婦人科・一般内科・小児科 吉岡医院

医療法人博侑会 吉岡医院 京都市上京区
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猛暑の中コロナ感染者増加の兆しと当院の準備について

2022年7月7日

「今年は異常気象だ」などと、
毎年のように言われていますが、
今年ほど異常気象を思わせる年は無いですね。

6月に梅雨が明け直後に38度の猛暑、
1か月先を過ごしているかのようです。
すでに夏バテしている方もおられると思います。

私もこの暑さでN95マスクしながら、
呼吸するのがつらいと思うことが増えてきました。

時々マスクを外し、
大きな深呼吸をおこなって、
息を整えております。

9月頃まで続くと思うと
気持ち的にも少ししんどくなりますね。

皆様は如何お過ごしでしょうか。

 

 

さてこのような厳しい暑さの中、
よりによってコロナ感染が再拡大してきました。
7月に入ってから当院でもにわかに増えだしました。

現在日本で主流のオミクロン株はBA.2ですが、
海外ではBA.4/BA.5が主流となっており
それがいよいよ日本でも広がってきたようです。

BA.5株は実行再生産数がBA.1株の1.40倍と
BA.2株よりも高いのが特徴の1つとされています。

感染力の高さから、
「BA.2株➡BA.4/BA.5株に置き換わる方が、
BA.1➡BA.2に置き換わるより早く置き換わる」
のがわかっているそうです。

そうなると7月から8月にかけて、
夏休み、お盆のシーズンに
感染者数が急上昇する可能性も否定できませんね。

今年の2月から3月にかけての第6波のように、
発熱外来に患者さんが多数押し寄せる、
そんな大変だった時期がまた訪れるかもしれません。

皆様も一度は緩めた感染対策や警戒感を、
少しまた以前と同じレベルに戻して、
お過ごしになるのが良いと思います。

 

その様な中当院も、
これから増える患者様の受け入れ態勢を
少し強化しております。

この猛暑の中発熱患者様を
できるだけ屋内で待っていただけるように、
待合スペースを増やしました。

と言っても突然部屋ができるわけではないので、
通路を利用して待っていただけるようにしました。

 

 

風通しが良くなるように手前はドアを全開にして、
奥には今流行りのAirdogとバリュミューダの扇風機を配置、
アクリルパーテーションで仕切っています。

また発熱外来は今まではお一人で使用でしたが、
待合室にアクリルパーテーションを置き換気を徹底したうえで
2名まで同時に使用していただくこととしました。

 

 

ここでもAirdogとサーキュレーターを配置し、
空気の浄化と換気を徹底して行っています。

 

またそれでも患者様が重なってしまった時や、
すでに抗原検査やPCR検査で陽性の方が来られた時には、
仕方なくガレージで待っていただくようにしています。

ガレージも直射日光が当たらない様に、
カーポートの天井にに布製の暗幕を
取り付けてもらいました。

 

 

これだけのことで本当に大丈夫かと言われると、
ちょっと難しい面もありますが、
気温の低い日とかならいけるかもしれませんね。

 

もう1室もともと大腸カメラの準備室に使っていた個室を
発熱外来の待合として使用しています。

 

 

この部屋はトイレもついていて広さもあるので、
家族など複数人で来られた方に
もっぱら使用していただいています。

 

この様に何とかスペースを確保し、
最大で8組まで待っていただけるようにしておりますが、
目いっぱい使用するわけではありませんのでご安心ください。

それよりこのようなスペースが無駄になるくらい、
感染が落ち着いてくれることを
強く望んでいる今日この頃です。

 

吉岡医院  吉岡幹博