2021年3月27日
3月も終わりにさしかかり、
いろいろあった令和2年度も
もうすぐ幕を閉じます。
まだまだ寒さもありますが、
桜も咲き始め春らしくなって参りました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
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さて、
3月になると多くの方が
入職時の健診を受けに来られます。
当院の近隣には、
同志社大学、立命館大学、佛教大学、
少し離れますが京都大学といった大きな大学があり、
主に学生さんが就職に向けて受けに来られます。
年齢は22歳の方が多いのですが、
その方々の生年月日を見ると
1998年生まれとなっています。
1998年という数字をみて、
少しドキッとします。
1998年はちょうど私が大学を卒業し、
仕事を始めた年です。
その時に生まれた方が新社会人となるのです。
大袈裟ですが親子ぐらいの年の差です。
「自分も年とったな~」なんて思います。
私も最近は老眼のためと思いますが、
近くのものが焦点が合わなくなってきました。
こっそり眼鏡を外して、
検診結果をチェックしています。
コロナが本格的広がってから早くも1年、
ウイルスとの付き合い方は少しわかってきましたが、
根本的な解決にはまだまだ程遠い状況です。
ワクチンも思い通りには行き通らず、
多くの方が打ち終わるには
半年以上かかるのではないでしょうか。
通院頂いている患者様からは、
「ワクチン接種はどこでするのですか?」
とよく質問を受けます。
京都市のコロナワクチン接種は、
主には個別接種(開業医や病院で行う接種)で、
補助としての集団接種(会場に集まって接種)が
予定されています。
当院も個別接種医療機関として手上げをしてますので、
「当院で打ちますので接種券が来るまで待ってください」
とお伝えすると、皆さんほっした表情をされます。
最近は変異株等もあり、
ワクチンが全てを解決するわけではないと思います。
それでも少しは、
効果が出てることを期待しています。
今まで通り感染対策は行うことしても、
みんなで食事や旅行に行ったりできる世界に
戻っていくことを願っています。
令和3年度は当院にとっても、
大きな変化を迎える年になります。
より地域医療に役立てるよう、
来年度も頑張ってまいりたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
吉岡医院 吉岡幹博