2021年2月27日
コロナ感染者も減少し、
2か月間続いた緊急事態宣言も、
明日でひとまず解除となります。
当院でも1月に比べると、
発熱で来られる患者様は少なくなり、
さらにその中でも感染している方も減りました。
前回同様ここで一気に外に出かけると、
すぐに第4波が来るといわれています。
日常生活を営みながら、
いかに拡大しないようにするかが、
今後の課題でしょうか。
ワクチン接種の話も日々進んでいます。
京都市でも基幹病院で接種は始まっていますが、
多くの病院や診療所は医療従事者に対し
3月15日から接種が始まります。
接種を行う診療所は
日本医師会と全国知事会による
集合契約に参加します。
自院の接種希望者は自院で接種し、
集合契約をされていない医療機関は、
集合契約している医療機関で打つことになります。
当院は集合契約を行っていますので、
当院の従業員は当院で接種する予定です。
医療従事者は超低温保存が必要な
ファイザー社のワクチンと決まっていますので、
ディープフリーザーが設置されている
基本型接種施設より配送されたもの打ちます。
もう半月先には始まるとのことですので、
私も少し緊張してきました。
アナフィラキシーショックが起き可能性もあり、
落ち着いて適切に対応すべく、
リハーサルをしなければならないですね。
3月から医療従事者に始まり、
高齢者、基礎疾患のある方、介護職員、
そして一般の方と続きます。
何か月もかかると思われます。
インフルエンザ予防接種より長期で、
リスクの高いワクチンを打たなければならず、
私たちも気合を入れないといけません。
これで感染が減るといいのですが…。
祈るばかりです。
このところはコロナ関係の業務が多くなり、
それに加えてこの時期は入職時の健診もあり、
日々様々な仕事に追われています。
当院は「かかりつけ医」として、
地域の方にできるだけ多くのサービスを
気軽に受けていただけるよう考えております。
これからもワクチンのご案内や、
実際の接種の状況など、
お伝えしていこうと考えています。
皆様の参考になれば幸いです。
吉岡医院 吉岡幹博