2020年10月7日
あっという間に10月ですね。
今年も残すところ3か月となりました。
月日の経つのは早いですね。
朝晩は少し肌寒い時があり、
風邪の患者まさも少し増えてまいりました。
皆様はお変わりございませんか？
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さて、
月日が経つのは早いと申しましたが、
もう一つあります。
それは、
私がこの吉岡医院で診療を開始してから
この10月でちょうど10年が経過したことです。
私は現在47歳ですが、
開業医の先生方の中ではまだ若い方なので、
いまだに駆け出しの感じがします。
それがもう10年ですので、
改めて、月日が経つのは早いなあ。
と思うと同時に、
10年もたったのに私はあまり成長していないな、
低迷しているとはいえ日本の経済の方が成長したか、
など思います。
私ももちろん年を取りますが、
同時に通院されている患者様も、
平等に年を重ねていかれます。
そうするとこの10年のうちに、
通院から在宅医療に切り替わる方もあり、
その様な場面で時間の経過を感じることがあります。
この10年で当院も
少しずつマイナ―チェンジしました。
まずホームページを立ち上げました。
できるだけわかりやすく多くの情報を
提供できるように日々心がけております。
たとえば、内視鏡の空き状況を見れたり、
当日の診察の順番どりができたりと、
患者様が気軽に受診できるよう考えております。
またエコーや内視鏡といった医療機器も、
できるだけ新しいものに順次更新し、
当院なりに質の高い医療を目指しております。
そしてコロナ禍が発生してからは、
セルフレジや顔認証機能付き検温機を設置し、
環境面の整備も少しずつ行っております。
患者様には待ち時間等でご不便をおかけしておりますが、
少しでも安心して通院していただけるよう、
これからもしっかり取り組んでいきたいと考えています。
そして現在進行中の取り組みとしては、
紙カルテから電子カルテへの切り替えです。
最近では電子カルテは当たり前ですが、
当院は長年紙カルテで診療してきた経緯もあり、
切り替えが進んでいませんでした。
紙カルテでも患者様にご迷惑を
おかけするようなことはありません。
むしろ電子カルテになると入力作業が多くなり、
診察中に画面を見ている時間が長くなり、
患者様を十分に診る時間が取れない弊害もあります。
ただカルテを出したり持運んだりする手間がなくなり、
作業の効率化、迅速化につながります。
そのような点からも電子カルテ化はいずれ必要となります。
これからのコロナの時代も含め、
医療の効率化、待ち時間の短縮、来院時間の分散などは、
特に重要な課題かと思われます。
日々どうすれば解決できるかを悩んでおりますが、
これからの季節発熱の患者様が増えてくると、
課題はますます多くなると考えられます。
その様な面でこれからITによる診療の支援は、
重要度を増してくると考えられます。
当院も必要なものを見極め、
積極的に取り入れたいと思っております
しばらくは紙カルテと電子カルテの移行により、
作業が煩雑となり時間がかかってしまうようなこと
があるかもしれません。
もし診療や会計で
ご不便をおかけするようなことがあれば、
遠慮なくおっしゃってください。
これからも皆様ともに、
いいクリニックを作っていければいいなと思っております。
皆様もお気づきの点があればぜひ教えてください。
吉岡医院 吉岡幹博