2020年8月7日
ようやく長かった梅雨が明けたと思えば、
うだるような猛暑に見舞われています。
まさに夏本番といったところです。
高齢の患者様の中にも、
熱中症の症状を認め、
救急搬送された方もおられます。
皆様もお気を付けくださいね。
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さて、
第2波到来のコロナウイルス感染症ですが、
医療機関としても感染対策に追われております。
その対策の中の一つとして受付のカウンターに、
顔を映すと体温を測定してくれる機械を設置しました。
「Quick Hygiene Terminal」というものです。
https://qht.jp/
医療機関はもちろん、小学校などの公共機関、
ユニクロでも導入されているそうで、
安定して瞬時に顔を認識し額の温度を測定します。
同じ非接触型のピストル型の体温計ですと
誰かが近づいて測定する必要がありますが、
この装置なら人がいなくても測定できるので、
接触機会を減らすことができます。
早速設置しました。
普段はこのような画面になっていますが、
近づくとセンサーで反応します。
顔の位置を合わせると機械が自動で認識します。
またマスクを外さず測定できます。
患者様にも職員にも安心ですね。
平熱であれば緑のランプが付き、
ピンポンと音で知らせてくれます。
熱のある時はオレンジのランプが付き、
ブザーが鳴ります。
皆様も一度使ってみてください。
時々反応が遅れたりすることもありますので、
その際は職員にお伝えください。
このような検温がコロナウイルス対策に
どれほど寄与するかはわかりません。
ただ医療機関としては、
患者様が安心して受診できるよう、
また院内感染やクラスターが発生しないよう
出来る限り設備を整えていく必要があります。
これからも感染対策には
積極的に取り組んでゆきたいと思っておりますので、
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
吉岡医院 吉岡幹博