2019年11月17日
11月も中頃を過ぎ、
私の中では年末までのカウントダウンが
ぼちぼち始まりそうな今日この頃です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
もう忘年会の予定など、
年末までお忙しい方もおられると思います。
また私もそうですが、
年賀状などの準備などを漠然と
考えている方もおられるのではないでしょうか。
寒さが少しずつですが
強まってきておりますので、
皆様風邪などにはお気を付けください。
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さて医院の方は、
インフルエンザ予防接種の真っただ中です。
通常の診療時間でも実施していますが、
毎週火曜日、金曜日5時からの
専用枠を多くの方にご利用いただいております。
昨年の開始時には供給不足で、
皆様には入荷まで待ってもらっておりました。
今年は昨年と違い、
10月時点で予定数の入荷が行われ、
スムーズな実施ができておりました。
その意味では今年は
混乱なく実施でき有難いです。
しかし今度は別の問題が起きました。
すべての予約をお取りできるため、
例年よりかなり早く当院の実施用定数に
達してしまいました。
何と始まって1か月もたっていない11月8日に、
予約がいっぱいになってしまいました。
まだこれから打とうかと
考えている方も多いこの時期に、
新たに受けることができなくなったのです。
では、追加して仕入れればいいだろう、
と思われると思いますが、
卸さんから入荷できるワクチン数は、
施設ごとに大体決まっているようです。
つまり今年は例年より多く
準備したいといっても、
卸さんが分配してくれないのです。
ワクチンの製造やワクチン数は、
メーカーと国が管理していて、
大量の在庫が出ないように調整しています。
他のワクチンと異なり、
今シーズン打たなければその余剰分は、
全て廃棄になるからだと思います。
従って、例年の実績に応じて、
各医療機関には配分される、
そんな暗黙のルールがあるのです。
思い返せばかなり以前から、
インフルエンザワクチンは、
当院の需要に見合わな供給量でありました。
そして毎年、
前年の実績分しか入れてもらえないので、
結局この数年入荷量は増えていないと思います。
でもこれでは本当の意味で、
前年の実績に応じているとは言えません。
前年の実績に合わせるのであれば、
足りなかった分も上乗せしなければなりません。
こういう理由で
医院では必要数を確保できずにいます。
ただいま当院では新たな予約を断っておりますが、
卸業者に働きかけ在庫分を回してもらえるよう、
お願いをかけております。
今週中には何とか、
量はわかりませんが、
入荷できると思います。
既に当院でご予約いただいた方、
当院の小児科で1回目を終え2回目待ちの方には、
その方ように確保しておりますのでご安心下さい。
新たに入荷できるようになれば、
また「新着情報」でご案内します。
インフルエンザは全国的に
流行期に入ったようです。
皆様もマスクや手洗いなど、
かからない様にご注意ください。
吉岡医院 吉岡幹博