2018年6月27日
降ったり晴れたりを繰り返しながら、
時折夏の日差しが顔を覗かせます。
だんだん蒸し暑くなってきました。
先週は大きな地震がありましたね。
京都の私の医院では震度4程度で、
身の危険を強く感じる程ではありませんでした。
皆様のところは大丈夫だったでしょうか。
しばらくは余震にお気をつけください。
また暑い日が続きますので、
引き続き熱中症にはご注意ください。
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さて、
この前の日曜日6月24日は、
私にとって大変忙しい1日でした。
忙しいといっても、
仕事ではありません。
私の所属する西陣医師会は、
毎年日帰り旅行を中心とした、
リクリエーションを開催します。
今回は6月24日に難波で
「吉本新喜劇」を
観劇するツアーでした。
公演開始は朝の9時45分、
集合は北野天満宮前に7時30分、
ここから観光バスで向かいます。
私は医師会の理事をやっている関係もあり、
行事には参加するのですが、せっかくなので、
7歳になる娘を連れて行くことにしました。
話は変わりますが、
私は阪急時代からのオリックスのフアンで、
娘も私に影響され
オリックスを熱く応援しています。
リクリエーションの1週間前くらい、
私と娘がテレビのオリックスの試合を見て
盛り上がっっていたときのこと。
妻が、
「そんなに好きなら二人で球場で見てきたら」
と言いました。
妻はそう言いながらスマホで調べると、
ちょうど吉本新喜劇を観に行く日の午後から、
京セラドームで試合がありました。
日頃はまだ小さい娘を連れて、
大阪までオリックスの応援に行こうとは、
考えても見ませんでした。
しかしこの日は朝から観光バスで、
すでに難波まで行っています。
そしてなんばグランド花月と京セラドームは、
タクシーで10分程度の距離です。
さらに吉本新喜劇は12時すぎに終了となり、
皆で昼食をとってからは自由行動です。
帰りのバスにも乗らなくてもいいのです。
私は直ちに内野席2人分を購入しました。
娘は吉本新喜劇は、
あまり楽しみではなかったようですが、
オリックスの観戦が決まり、
俄然テンションが上りました。
私としても大好物の
「吉本新喜劇」と「オリックス」が
同じ日に両方生で観れるということで、
娘に負けずテンションが上りました。
まるで盆と正月が一緒に来たような、
(古臭い表現ですみません)
あるいはとんこつラーメンと牛ステーキ丼が、
同時にテーブルに並ぶような、
(かなり危険な組み合わせ)
そんなワクワク感です。
当日は晴天に恵まれました。
日曜日にもかかわらず6時に起き、
早起きの苦手な娘も、
なんとか起きてきました。
観光バスに乗り込みNGKに到着しました。
朝の9時というのに、
大勢の方が観に来ています。
まずは漫才から始まります。
「スマイル」が登場し、
最初から盛り上がりました。
その後私の好きな「千鳥」が登場し、
涙が出るほど笑いました。
それからあとは、
「大助・花子」
「ザ・ぼんち」
「オール阪神・巨人」
と昭和を感じさせる渋い漫才を楽しみました。
娘はと言いますと、
漫才中はそれほど笑っていませんでした。
家とは異なる環境で、
少し緊張していたのかもしれません。
特に、「ザ・ぼんち」のおさむちゃんが、
脈略もなく大声を出すことに対しては、
困惑した表情とともに説明を求められました。
全盛期のザ・ぼんちを知らない世代には、
今のおさむちゃんは、突然奇声を発する、
危ないおっさんでしかないようです。
ただ新喜劇になると、
退屈気味だった娘も
少し楽しめるようになりました。
普段テレビでしか見れないものが、
実際生で見ると、息の合ったボケとツッコミに、
笑いを超えて感心してしまうほどです。
この漫才と新喜劇の2時間半は、
かなり上質なお笑いが凝縮されています。
好きな方は一度は行かれてはどうでしょうか。
そして昼ごはんを
ツアーのホテルバイキングで食べた後、
いよいよオリックスに向け出発です!
「京セラドーム」と告げるまでもなく、
オリックスの帽子とタオルをかけた
7歳の女の子を乗せたタクシーは、
軽快にスタジアムまで走ってくれました。
ゲームはすでに始まっており、
オリックスはソフトバンク相手に、
リードしていました。
ドーム内は広くてきれいで、
外はとても日差しが強い日でしたが、
空調も程よく管理され快適でした。
当たり前かもしれませんが、
わかさスタジアム京都(西京極球場)とは、
比べ物になりません。
スタジアムのどよめき、
鳴り響く太鼓とトランペット、
メガホンの乾いた音、
甲子園ほどがら悪くない声援(やじ)、
どれをとっても素晴らしい雰囲気です。
ビール片手に、
プロ野球観戦を満喫しました。
試合の方は、
序盤はピッチャーの好投で、
オリックス有利に進んでいました。
しかしオリックスは、
回を重ねるごとに徐々に失点し、
最後には同点となりました。
9回では決着がつかず
延長戦となったところで、
私たちはスタジアムを後にしました。
最終的には12回表に失点し、
帰りの電車の中で敗戦を知ったのですが、
娘もとても楽しんだ様子でした。
そしてこの日の締めくくりは、
何といってもサッカーワールドカップ、
日本対セネガル戦でした。
こんなに楽しんだ1日の最後に、
まだこのような大きいイベントがあることを、
なんか贅沢だな思いながら観戦しました。
・・・
気が付いたら先制されていました。
不覚にもうとうとしてしまいました。
いくらコロンビアに勝ったとはいえ、
あの試合は11人対10人ですし、
日本が突然強くなるとは思えません。
先制もされたし今日は負けるだろうな。
このまま寝ようかなと思っていた矢先、
乾の同点ゴールがさく裂しました。
一気に目が覚めました。
日本がW杯でビハインドから立ち上がる、
こんなゲームは期待が持てます。
その後もいい試合をし、
互角以上の戦いをした日本は、
ご存知の通り殊勲の引き分けとなりました。
直前の監督の解任もあり、
下馬評があまりにも低く
あまり期待されなかった日本代表。
3連敗の心配もされていましたが、
グループリーグ突破も見えてきました。
全ては次のポーランド戦にかかっていますが、
ここまでくると何とか予選突破し、
夢の続きを見させてもらいたいものです。
吉本新喜劇 → オリックス → W杯と
私にとっては大興奮の一日でしたが、
最後はサッカーでいい試合を見せてもらい、
心安らかに眠ることができました。
明日のポラーンド戦、
もうひと頑張りに期待しています。