京都市上京区の胃カメラ・大腸カメラ・婦人科・一般内科・小児科 吉岡医院

医療法人博侑会 吉岡医院 京都市上京区
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初めての大相撲観戦

2017年3月17日

日差しが柔らかく感じられるようになり、
春がすぐそこまで来ている気配がして、
待ち遠しく思います。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

3月は卒業のシーズンです。

私の上の子供も、
この3月で幼稚園が卒業となり、
先日卒園式を終えました。

出会いと別れの季節です。
何となく感慨深い今日この頃です。

 

 

その6歳になる娘ですが、
最近大相撲が好きになり、
とりわけ白鵬を応援しています。

同じ年代の友達とは話が合わず、
ちょっと寂しい思いをしているようですが、
本人の好みなので好きにさせています。

最近では
幕内力士の顔と名前がわかるようになり、
外国人力士は出身国を覚えているようです。

今回はそんな娘のために、
初めて大相撲を
生で見に行くことにしました。

稀勢の里の優勝と横綱昇進で、
この大阪場所はすごい人気のようでしたが、
妻が頑張ってチケットをおさえてくれました。

木曜日は夜診をお休みしていますので、
午前診が終わり急いで子供たちを拾い、
そのまま大阪まで出かけました。

 

私にとっても初めての相撲観戦で、
娘と同じくらいわくわくしていました。
会場には3時40分ごろ到着しました。

そこで残念なお知らせを知りました。

その日から白鵬が休場したのです。
以前から良くない右足のけがのようでした。

まだ5日目です。
こんなに早く休場者が出るとは思わず、
よりによって娘の応援している白鵬です。

娘はとってもがっかりしていましたが、
白鵬のパネルの前で写真を撮って、
気を取り直していました。

 

3時40分はちょうど幕内力士が登場し、
横綱が土俵入りする時刻です。

会場は大阪府立体育館、
現在はエディオンアリーナと呼ばれています。
既に満員のお客さんで混雑しています。

 

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会場は思ったより狭く、
力士が豆のように小さく見えるかと思っていましたが、
意外と近くで見ることができました。

座った場所は向こう正面のやや左側で、
通常の中継で見る側と反対側、
行司さんの背中が見える場所です。

 

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土俵入りを終えて帰る稀勢の里です。
白鵬がいないこの日、
みんなの興味は稀勢の里一色でした。

 

升席と言われる四人一組の席で、
座布団に座り観戦します。

波乱が起きたらこの座布団を放るんだ、
と思いましたが、
全盛期の白鵬もいないので出番はなさそうです。

皆さん食べたり飲んだり、
わりとリラックスしながら観戦されています。

 

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人気の宇良です。
京都の鳥羽高校出身で人気があります。
入場前こんな近くで見ることもできるんです。

 

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まだ若くてかわいい顔をしているので、
町内の子供が大相撲に上がっているような
親近感があります。

いつもは多彩な技を繰り出し、
大きな力士も手玉に取るのですが、
その日はあっけなく突き飛ばされました。

「宇良、裏返し」
と翌日のニュースに報じられていました。

 

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因みに解説は、
元祖技のデパートと呼ばれた、
舞の海さんでした。

 

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ブルガリア出身の碧山(あおいやま)です。
私の娘の名前は碧(みどり)と言いますが、
同じ漢字が使われていて応援しています。

 

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先場所大関から関脇に陥落した
琴奨菊です。
琴バウワーで大歓声が起こります。

 

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関脇の高安です。
うちの家族ではたぬきさんと呼ばれています。
強いのに愛嬌があり歓声もすごかったです。

 

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いよいよ登場、稀勢の里。
気だるそうに立会までの仕切りを続けます。

この日も万全の相撲で全勝を守りました。
この日一番の歓声でした。
やはり時の人は輝いて見えます。

結びは鶴竜がしめ、
すべての取り組みが終わりました。
弓取式をみて帰路につきました。

私のとっても初めての大相撲観戦、
とても楽しい体験でした。
日本の国技は素晴らしいですね。

また場内の雰囲気も大変いいです。
伝統の重みのようなものも漂っていますし、
土俵も力士もとても美しいと思います。

またゆっくりと見に来たいです。