京都市上京区の胃カメラ・大腸カメラ・婦人科・一般内科・小児科 吉岡医院

医療法人博侑会 吉岡医院 京都市上京区
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七夕に願うこと

2016年7月7日

7月に入り急に夏らしくなりました。
真夏日になることもあり、
日中は熱中症に注意が必要です。

またこの時期、
クーラーの風にやられて、
体調を崩す方が意外に多いです。

皆様も寝ている間のクーラーなどで、
風邪をひかないようお気を付け下さい。


さて、当院は消化器内科が専門ですので、
毎日腹部エコー、胃カメラ、大腸カメラなどの
検査を行ております。

当然検査をしている以上、
病気、それもがんが見つかることがあります。
ただ最近少し頻度が高くなっているように思います。

最近当院で見つかったがんでは、
胃がん、大腸がん、直腸がんなど、
比較的頻度の高いものから、

肝臓がん、食道がんと、
病院とは異なり診療所では、
それほど多くないものまであります。

心配なのは、
少し年齢がお若い方が
含まれているということです。

40歳代の方が数名おられるのです。
こういった若くて、元気で、働き盛りで、
一見がんと無縁と思えるような方・・・。

このような方でも、
自覚症状なく、
見つかることがあるのです。

当院は私がまだ40代ということもあり、
若年の患者様も比較的多く受診されるため、
検査も他院と比べて若い方が多いと思います。

従って検査件数の対して、
病気やがんが見つかる頻度は少ないのですが、
それでも最近はしばしば見つかります。

私の印象ですが、
40歳前後、60歳前後に何かしら、
大きな病気にかかりやすい気がします。

もちろんほとんどの方は何もなく過ぎるのですが、
がんをはじめ、思いもよらぬ病気に、
足元をすくわれてしまうことがあるように思えるのです。

ですから個人的には、
病気の少ない30代を越えて、40歳のかかりには、
一度検査を受けていただきたいと思っています。

 

また仕事も子育ても一段落し、
これから少し自分の時間が持てる60代は、
特に検査を受けていただきたいと思っています。

他の病気は予防できても、
がんに関しては、ある意味運命的なものなので、
今の医学では予防することは難しいです。

ただ、できたがんを早期に見つけ、
適切に治療することによりその後の人生を変えることは、
不可能ではないと思います。

 

そのためにはまず検査をうけること、
頻度の高い、肺がんと消化器がん(胃がん、大腸がん)の
検査を確実に受けていただきたいと思います。

 

どのがんでもそうではありませんが、
胃がん、大腸がんに関しては、
早期に見つかればほぼ確実に根治できるからです。

健診を普段受ける機会のない方や、
年齢的に一度受けてみたいと思われる方は、
当院を含め医療機関で相談なさってください。

 

病気にならないことが何よりですが、
たとえ病気になられても早期に発見、治療し、
健康な生活を送られることを願っております。


さて今日は七夕です。
七夕と言えば織姫と彦星ですが、
我が家には「おりひめ」がおります。

プロ野球の広島カープを応援する若い女性は、
「カープ女子」と呼ばれていること、
皆様もよくご存知かと思いますが、

オリックスバッファローズを応援する若い女性は、
「オリ姫」と呼ばれています。
うちの5歳の娘は、「オリ姫」なのです(笑)

 

私が昔からオリックスのファンでして・・・、
最近は弱すぎて愛想を尽かしているのですが、
それでも結果は日々気になります。

 

昨年8月に西京極で、
オリックスと日ハムの公式戦を、
娘と二人で見に行ったのが「オリ姫」の始まりです。

 

その日オリックスは気持ちよく大勝し、
4歳だった娘はルールは理解していないのですが、
オリックスって強い!と思ったようで、

それ以降、
何となく応援しているようです。
残念ながら本日も負けてしまいましたが・・・。

イチロー時代には華やかだったオリックス、
最近は期待されながらもいいところがありません。
最下位脱出を願うばかりです。