2016年4月17日
桜の季節が終わりに近づき、
一日の寒暖の差が激しい今日この頃ですが、
皆さんお変わりありませんか?
昨日は天気が良かったので、
昼から子供たちと京都市動物園に
出かけました。
動物園はリニューアルされて、
とてもきれいになっていました。
動物たちもいきいきして見えました。
とても穏やかなお昼からの時間で、
同じ日本で大変な地震が続いているとは、
にわかには思えないほどでした。
●
4月14日の夜、ニュースを見ていたところ、
緊急地震速報の不穏な警報音がテレビから流れ、
その直後に熊本で大地震が起きました。
熊本?と思いました。
火山噴火のイメージがありますが、
地震の起こる場所ではないと思っていました。
更に1日あけてM7.3の大地震が起き、
結果的に初日のものは前震、
その大地震が本震とされています。
津波が起きなかったのが、
不幸中の幸いかもしれません。
東日本大震災程ではありませんが、
それでも家屋の倒壊、山崩れ等により、
多くの方が被害にあわれました。
亡くなられた方も多く、
特に大学生など若い方もあり、
心が痛みます。
そういえば先日、
京都でも緊急地震速報が流れました。
平日の午前中だったと思います。
幸い大きな地震は来なかったのですが、
私は検査の真最中でした。
この時は迷いましたが結局検査を続けました。
もしこの時より前に熊本の地震があったら、
私は間違いなく検査を中断し、
安全を確保しようとしていたと思います。
どこかに、
「京都だから大した地震は来ないだろう」
と思っていたのだと思います。
実際、起こりませんでした。
しかし今回の熊本は、多くの方が予想しない場所で、
かつてない規模の大地震が起きたのです。
京都も今後大地震が起こるかもしれません。
これからは緊急地震速報が発令されれば、
検査は中止すべきかもしれません。
そして、
患者様や職員の安全の確保に
努めなければなりません。
また、水、食料などの備蓄も、
考えなければならないと思います。
避難経路も確認する必要があります。
改めて今回の熊本地震で、
遠い場所の出来事とは思えなくなり、
防災がより身近なものになった気がいたしました。
●
熊本には少し思い入れがあります。
大学1年の時クラブの大会が熊本県であり、
フェリーと車を利用し出かけました。
残念ながら1回戦負けをしたので、
余った時間をみんなで観光して廻った、
楽しい思い出があります。
また2年前のゴールデンウイークに、
今度は家族で旅行しました。
当ブログでも少し紹介いたしました。
https://www.yoshiokaclinic.or.jp/blog/2014/05/post-121-845844.html
阿蘇の山々と天草の海があり、
自然が大変豊かな本当に素晴らしい所で、
またゆっくり訪れたいと思いました。
それと以前、当院のホームページが、
全国のどこからアクセスされているか、
興味本位で調べたことがありました。
下の表が、
昨年のある1か月分だけを
サンプルで調べたものです。
人口の多い東京が一番多く、
ついで地元の京都、
以下近畿地方や都市部となっていました。
ここでひときわ目立つのが、
10番目に多い熊本県です。
しかもリピータの数では全国で4番目です。
これは要因を考えてみましたが、
ブログで一度書いた以外は、
接点が見いだせません。
当院に遠路はるばる熊本から、
患者様がお越しになることもありません(笑)
不思議な出来事です。
私には何となく親近感のある熊本県、
今後地震活動が終息に向かい、
一日も早く安心した生活に戻れることを
お祈りしております。