京都市上京区の胃カメラ・大腸カメラ・婦人科・一般内科・小児科 吉岡医院

医療法人博侑会 吉岡医院 京都市上京区
診療時間 午前9時~/夜診17時~
婦人科は夜診なし
休診日 木・日・祝/土(午後)
  • お問い合わせ

    075-451-0164

真夏の西京極の夜空に

2015年8月7日

記録的な暑さが続いています。
日中外出すると、地獄のような暑さと、
急に来る豪雨に体力を奪われてしまいます。

若くて健康な方でも、この天候は堪えます。
まして高齢者の方々は、命がけかもしれません。

みなさん、
脱水、熱中症には、
くれぐれもご用心ください。


このような暑さの中、
7月30日木曜日、
久しぶりにナイターを見に行きました。

私あまり公言をしておりませんが、
昔から密かにオリックスを応援しています。
阪急ブレーブスの時代からです。

かつては仰木監督、イチローを擁し、
震災後の1996年に日本一になっていますが、
その後は全く精彩を欠いています。

 

そんなオリックスの主催試合が、
西京極であるのを偶然見つけました。
京都でオリックス主催試合は26年ぶり!だそうです。

幸運にも(夜診の無い)木曜日の夜でした。
嬉しすぎます。1塁側のいい席を事前に購入し、
4歳の娘と2人で観戦しました。

相手は日ハムファイターズです。
試合は糸井、伊藤がホームランを放ち、
序盤からリードするの展開。

5回には糸井の2本目のホームランが、
レフトスタンド上段に突き刺さり、
7-0の大差となりました。

今年のオリックスは、
開幕から連敗続きで最下位に低迷しています。
こんないい試合が見れるとは思いもよらず・・・。

4歳の娘は野球を全く理解していませんが、
バット型の小さいメガホンが気に入って、
それなりに楽しんいます。

その日の京都は当然蒸し暑く、
屋根のないわかさスタジアム(西京極球場)で、
私も娘も汗だくなりました。

父親の趣味につき合わせて、
大勢の観衆の中大丈夫かと心配しましたが、
娘は「最後まで観たい!!」と、
暑さにも負けず応援していました。

 

先発ピッチャーが頑張り、
6回まで相手打線を1安打に抑えていましたが、
7回に2者連続で被弾しました。

娘がジェット風船を飛ばしたいといったので、
7回裏の攻撃まで観戦し、
勝利を確信しつつ球場を後にしました。

負けず嫌いの娘も、
勝ったことに対する満足感で、
終始ご機嫌でした。

真夏の打ち上げ花火のように、
両チーム合わせて5本のホームランが飛び交い、
見ている方としては大いに盛り上がりました。

プロ通算100号のホームランを放った糸井は、
実は京都府与謝野郡の出身でした。
西京極球場は彼にとっての「聖地」だそうです。

 

ヒーローインタビューで言っていました。
「打者に転向して、死に物狂いでやった結果です」
最初は投手でプロになったこと、知りませんでした。

日本球界最高のプレーヤーの一人に数えられる、
本当に素晴らしい選手ですが、
その様な苦しい時代もあったのですね。

何か勇気づけられました。

満月が登り始めた西京極の夜空に、
レフトスタンドに一直線に突き刺さった、
閃光の様なホームランが印象的でした。

次回京都でプロ野球を見れるのは、
いつごろになるのでしょうか?
もう娘は付き合ってくれないかもしれません。