2015年8月7日
記録的な暑さが続いています。
日中外出すると、地獄のような暑さと、
急に来る豪雨に体力を奪われてしまいます。
若くて健康な方でも、この天候は堪えます。
まして高齢者の方々は、命がけかもしれません。
みなさん、
脱水、熱中症には、
くれぐれもご用心ください。
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このような暑さの中、
7月30日木曜日、
久しぶりにナイターを見に行きました。
私あまり公言をしておりませんが、
昔から密かにオリックスを応援しています。
阪急ブレーブスの時代からです。
かつては仰木監督、イチローを擁し、
震災後の1996年に日本一になっていますが、
その後は全く精彩を欠いています。
そんなオリックスの主催試合が、
西京極であるのを偶然見つけました。
京都でオリックス主催試合は26年ぶり!だそうです。
幸運にも(夜診の無い)木曜日の夜でした。
嬉しすぎます。1塁側のいい席を事前に購入し、
4歳の娘と2人で観戦しました。
相手は日ハムファイターズです。
試合は糸井、伊藤がホームランを放ち、
序盤からリードするの展開。
5回には糸井の2本目のホームランが、
レフトスタンド上段に突き刺さり、
7-0の大差となりました。
今年のオリックスは、
開幕から連敗続きで最下位に低迷しています。
こんないい試合が見れるとは思いもよらず・・・。
4歳の娘は野球を全く理解していませんが、
バット型の小さいメガホンが気に入って、
それなりに楽しんいます。
その日の京都は当然蒸し暑く、
屋根のないわかさスタジアム(西京極球場)で、
私も娘も汗だくなりました。
父親の趣味につき合わせて、
大勢の観衆の中大丈夫かと心配しましたが、
娘は「最後まで観たい!!」と、
暑さにも負けず応援していました。
先発ピッチャーが頑張り、
6回まで相手打線を1安打に抑えていましたが、
7回に2者連続で被弾しました。
娘がジェット風船を飛ばしたいといったので、
7回裏の攻撃まで観戦し、
勝利を確信しつつ球場を後にしました。
負けず嫌いの娘も、
勝ったことに対する満足感で、
終始ご機嫌でした。
真夏の打ち上げ花火のように、
両チーム合わせて5本のホームランが飛び交い、
見ている方としては大いに盛り上がりました。
プロ通算100号のホームランを放った糸井は、
実は京都府与謝野郡の出身でした。
西京極球場は彼にとっての「聖地」だそうです。
ヒーローインタビューで言っていました。
「打者に転向して、死に物狂いでやった結果です」
最初は投手でプロになったこと、知りませんでした。
日本球界最高のプレーヤーの一人に数えられる、
本当に素晴らしい選手ですが、
その様な苦しい時代もあったのですね。
何か勇気づけられました。
満月が登り始めた西京極の夜空に、
レフトスタンドに一直線に突き刺さった、
閃光の様なホームランが印象的でした。
次回京都でプロ野球を見れるのは、
いつごろになるのでしょうか?
もう娘は付き合ってくれないかもしれません。