2015年6月27日
梅雨らしい天気が続いています。
皆さんお変わりありませんか?
保育園や小学校では、
手足口病が流行っているようで、
小児科は最近ちょっと混んでいます。
手足口病は初夏から初秋にかけて、
乳幼児の間で流行します。
今年は例年より1カ月程早く流行しています。
京都市域では医療機関当たりの報告数が、
警報レベルである「5」を超え、「6.02」となったことから,
手足口病流行発生警報を発令しました。
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手足口病について
(1)症状について
発熱、食欲不振、口の中の痛みで始まり、手のひら、足の裏、
口の中などに発疹や水疱ができます。
ほとんどは熱もそれほど高くなく、安静と水分補給を心がけて
おけば、数日で快復します。
(2)潜伏期間
2~7日です。
(3)感染経路
感染者の鼻や喉からの分泌物や便に排泄されるウイルスが原因
であり、糞口・飛沫・接触感染します。
予防方法について
手洗いの励行、排泄物(おむつ等)を適切に処理すること、タ
オル等の共用を行わないこと等が基本となります。
治療について
(1)治療薬やワクチンは無く、対症療法が中心となります。
(2)口の中の発疹が破れると、痛みが生じて食事や水分が摂
りにくいことがあります。脱水症状に注意し、お子様には、お
かゆなど水分の多いものや薄味で喉ごしのよいものを食べさせ
てあげましょう。
(3)水疱がつぶれると感染が広がるため、患部は清潔にする
ことが重要です。
受診について
まれに髄膜炎などを起こし、重症化する恐れがあるため、高熱
や嘔吐を繰り返したり、頭痛がひどい場合は、早めに医療機関
を受診することが重要です。
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以上、医師会からの通達でした。
このメールは1週間前のものでしたのが、
現在も継続していると思われます。
うちの子供もかかりましたが、
あまり大事には至りませんでした。
皆さんもお気を付け下さい。