10月より水痘および高齢者肺炎球菌ワクチンが定期接種になります

診療時間	午前9時～／夜診17時～婦人科は夜診なし
休診日	木・日・祝／土（午後）

2014年9月7日

ぎらぎらとした夏の日差しはどこへやら、
下手すると秋の気配が漂う今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか？

早いもので、今年も残すところあと4か月。
ここから年末までがあっという間だな～と、
毎年年末になると思い返すのです（笑）。

●
さて、本年10月1日から、
水痘および高齢者の肺炎球菌ワクチンが、
定期接種となります。

今までは両方とも任意接種でした。

高齢者の肺炎球菌ワクチン接種については、
今までも京都市から補助がありましたが、
対象者はごく限られた方でした。

65歳から5歳おきに対象となる方が示されています。
この事業を5年間行えば、
すべての65歳の方に接種の機会が訪れます。

逆にこの事業は平成30年までですので、
該当する歳は一度しかありません。
機会を逸しないように注意してください。

京都市にお住まいの方は、
以下のサイトで詳細をご覧になってください。
https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000171591.html

費用は4000円だそうですが（京都市の場合）、
本来は9000円ぐらいかかっていましうものです。

また厚労省からもQ&Aが出ていますので、
より詳しく知りたい方は参考になさってください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/haienkyukin/index_1.html

各種予防接種は、
接種時期や対象となる方が、
複雑でわかりにくいですね。

皆様もよくお調べになって、
わからないことがあれば、
実施医療機関や各行政にお尋ねになってください。

●
先日、このブログがきっかけになり、
「日経メディカル」という雑誌社から、
取材の申し出を受けました。

医療業界ではメジャーな雑誌ですので、
何についてかと思ったら、
診療報酬の改定についてでした。

この4月から新設された、
「地域包括診療加算」という項目で、
検索したところ当院が偶然引っかかったそうです。

実際に診療されている開業医において、
診療報酬改定後どのような変化が起きたか、
意見をお聞きしたいというものでした。

断る理由もなかったので気軽に返事したのですが、
わざわざこのために東京から記者の女性が来られ、
対話の内容は録音されておられました。

簡単にざっくりとした話をするつもりでしたが、
日常診療から経営にかかわることまで、
たいへん細かいところまで追求されました。

診療報酬につき熟知しているわけでもなく、
きちんとした見解も出すことができません。
だんだん怖くなってきました。

できるだけ正直に回答していたのですが、
どのように編集されるかわからなかったので、
結局匿名にしてもらいました。

私の写真も「あ、いいです」と断り、
わざわざ東京から来られたのに
記者の方にもご迷惑をおかけしてしまいました。

あまり好奇心で取材に応じてはいけないなと、
ちょっと反省しました。