2012年10月22日
紅葉のたよりもちらほら届くこの頃、
今年もこの日がやってきました。
「西陣医師会秋のレクリエーション」
私の医師会理事の仕事の中で、
もっとも重要な任務です。
(逆に、これ以外はほとんどありません・・・)
去年は三重県に行き、
御在所岳ロープウェイ、伊勢神宮、
松阪牛のすきやきの昼食といった内容でした。
https://www.yoshiokaclinic.or.jp/blog/2011/10/one-day-trip-156763.html
去年山だから、今年は海にしよう。
単純な発想で、今年は若狭湾、丹波路の
秋の味覚をたずねる旅にしました。
もうこの手の日帰り旅行はあまり人気がないのか、
去年も反響は薄く、参加者はわずか30名でした。
(過去最低!)
今年は幹事の威信にかけて、去年を上回るようにと、
当院から職員も含め10名も参加してもらいました。
そして、最終的には45名の方々に参加いただけました。
後は当日晴れることを念じ続けます・・・。
そして当日・・・、快晴でした。
2年連続で、快晴、やりました。
幹事として、これほどありがたいことはありません。
京都縦貫道を通って北上します。
ガイドさんつきの大名旅行です。
しかも1台で乗れる人数ですが、
窮屈なので2台に分乗しています。
一気に天橋立を越え、その先の伊根湾に向かいます。
伊根湾では遊覧船に乗って伊根湾めぐりをします。
家が海上に突き出した舟屋が有名です。
海には大勢のかもめが飛び周り、癒されます。
かもめのえさ用の「かっぱえびせん」が売られており、
それを手にすると、大勢のかもめが寄ってきます。
皆さん、かもめのえさやりに夢中で、
写真にあるような舟屋には、あまり目もくれず、
楽しい時間をすごしていただきました。
時刻もお昼となり、このたびのメイン、
「油屋」での海の幸たっぷりの豪華な昼食へと
バスで約15分、移動しました。
ぐるめサイトみたいで恐縮ですが、
恒例ですので写真にとってみました。
お刺身は新鮮で、とてもよかったです。
これに続き、あわび、ほたて、えびの焼き物が出ます。
これは昼からかなり贅沢です。
結局その後もてんぷら、釜飯などが次々と出ました。
美味しいのでつい、食べ過ぎてしまいました。
昼からは丹波ワインのワイナリーで
工場見学と試飲が予定されています。
その道中で大型鮮魚店に寄り、若狭の海産物を買い、
和知にある道の駅「和」で、丹波地方の秋の味覚を手に入れました。
どれも安くて新鮮で、私も大量に購入しました。
そして、丹波ワインのワイナリーに到着です。
工場見学からなのですが・・・、なんと、、、
日曜日は工場は止まっているとの説明がありました。
私は、その衝撃の事実を全く知らされていなかったので、
受け入れるまで少々時間がかかりました。
幹事として、参加者に申し訳なく思いました。
じゃどうやって見学するのかと思いきや、
担当の女性が無人の工場内にみんなを連れて、
淡々と説明していました。
動いていない機械を前に説明をうけ、
想像力を最大限に働かせました。
こんな工場見学は、初めてだし、いいのでしょうか?
ブドウ畑で、ワインの元になるブドウを食べました。
見た目は小粒でしたが、甘くておいしかったです。
最後に丹波ワインの試飲会です。
白2本、赤2本を試飲し、かなりいい気分になりました。
工場見学の「事件」は深く考えないこととして、
おいしいワインをいくつかお土産に購入しました。
1歳の娘には、ワイン並みの値段のぶどうジュースにしました。
帰りは沓掛で渋滞にあい、予定より30分遅れで
北野天満宮に帰ってきました。
晴天に恵まれ、楽しく、美味しく、旅行ができ、
満足のいく一日になりました。
ご参加いただいた皆さんの両手には、
持ちきれないほどたくさんの買い物袋があり、
すっかり日が落ちた中、家路についておられました。
短くて長い、幹事としての一日が終わり、
さほど動いてないのに、なんとなく脱力感が漂います。
任期は今回で終わりです。来年は参加するのでしょうか?
秋晴れの中、やはり美味しいものを食べに、
普段なかなか行けないところに足を伸ばせるなら、
こういった旅行もいいものですね。