2012年8月18日
8月も早くも後半になって来ました。
まだまだ残暑厳しいですね。
夏ばて、お盆の帰省など疲れが出る頃です。
当院も8月14日から16日まで、
お盆休みをいただきました。
その3日間は家内と1歳半の娘と3人で
北海道ですごしました。
北海道ではのんびりできたのですが、
8月14日、北海道にたどり着くまで、
ちょっとしたトラブルがありました。
当時としてはとても惨めな、
でも今では少し笑える経験をしました。
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8月14日は8時45分大阪空港発千歳着の
全日空に搭乗予定でした。
空港まではMKの乗りあいタクシーを
予約していました。
出発前の午前6時ごろMKより連絡あり、
名神高速が雨で通行止めになっているので、
阪急で向かってくださいとのこと。
さっそく普通のタクシー1台が迎えに来たとき、
今度は阪急が動いていないから
JRで行ってくださいとのこと。
急遽、京都駅まで連れて行ってもらいました。
家の前まで迎えに来てもらい、
JR京都駅まで送ってもらったのに、
空港まで行かなかったとのことで、
なんと、MKのタクシー代は無料でした。
そしてJRはというと、向日町で停車し、
動かなくなりました。
京阪電車もストップしているとのこと、
もう、タクシーで行くしかありません。
朝の7時、雨の中、向日町のタクシー乗り場に
行列ができ、タクシーはほとんど来ません。
前に並んでいた何組かは、あきらめて列から離れ、
ようやく順番がやってきました。
京都南から茨木まで名神が通行止めとなり、
早朝といえど171号線は混んでいました。
高槻では渋滞にはまってしまいました。
このままでは全然間に合わないので、
運転手さんに抜け道を走ってもらいました。
今回のタクシーは都タクシーですが、
川沿いの冠水した道路をもろともせず、
運転手さんは果敢に走ってくれました。
結局空港に着いたのは、
飛行機出発の10分前でした。
もっと遅れるかと思っていたので、
運転手さんに礼をいい、空港内に入りました。
残念ながらあと少しのところで、
予定の便には乗ることができませんでした。
初めて乗り遅れたので、その先が全く分かりません。
不安でいっぱいの中、
ANA の係員の女性は、
「皆さん遅れておられます。
大雨の中、小さいお子様を連れて、
さぞかし大変でしたでしょう。」
と一言声をかけ、
関空から出る10時45分の便を
探しておさえてくれました。
お盆の真っ只中で、空港も混雑しています。
各便に空席はわずかしかなく、
無理かと思いましたが、一安心しました。
9時10分発の関空行きの空港バスに乗る直前に
今度は阪神高速で事故があり、
関空までの所要時間が80分以上となりました。
これでは10時45分の便に、
ぎりぎり間に合わないかもしれません。
空港バスに乗るのをやめ、
再度ANAカウンターに戻りました。
今度こそ厳しいかと思ったところ、
大阪空港から羽田経由で千歳に向かう便を
何とかおさえてくれました。
10時発でしたので、あわてて荷物を預け、
乗り込んだところ、最後尾の座席でした。
その後は無事に、1時過ぎ千歳空港にたどり着きました。
娘の碧はというと、タクシーの中では熟睡し、
飛行機の中では動き回り、こちらの心配をよそに
マイワールド全開でした。
おかげで北海道に着いたときには、
まるでヨーロッパに着いたときのような感動と
疲労感を味わいました。
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私の家内は、自称「雨女」です。
確かに旅行や行事は雨が多い気がします。
今回の旅行も、週間天気予報を見て、
京都は雨なのに北海道は晴れになってる、
と普段と逆のパターンに喜んでいました。
家内は「雨女」を返上する勢いでしたが、
まさか出発前に雨にやられるとは、想像できない、
本当に何か「もってる」のだと感心しました。
そして北海道の天気はというと、
おおむね晴れていましたが、
最終日の明け方だけ、警報が出るような
局地的な大雨が、きっちりと降りました。
ということで、トータルでみるといつもどおりで、
「雨女」返上は持ち越しとなりました。
そして、今回感じたこと、それは、
京都駅でおろした後も、
何度か無事着いたか連絡をくれた
MKタクシーは素晴らしい、ということと、
ANAの係員の対応やかける言葉は、
接遇面や困っている人への配慮として
素晴らしいということでした。
私も、病気で困っている方と日々接しますので、
このような対応を見習いたいと思います。