2011年2月10日
少しずつ、内科に関する一口メモを書いていこうと思います。
消化器内科を中心とする吉岡医院ですが、糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病の予防や改善にも積極的に取り組んでおります。
今回は生活習慣病について。
生活習慣病とは、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」と定義されていて、偏った食生活や運動不足、ストレス、喫煙など、毎日の好ましくない生活習慣の積み重ねによって引き起こされる病気の総称です。
糖尿病、脂質異常症、高血圧は、かかっている人、その疑いのある人が多いことから、3大疾患といわれています。このほか、高尿酸血症、心筋梗塞、狭心症、脳卒中、がん、腎臓病、肝臓病、骨粗しょう症、歯周病なども生活習慣病に入ります。生活習慣病のなかで、内臓脂肪蓄積型肥満、脂質異常症、高血圧、糖尿病の
4つは、とくに「メタボリックシンドローム」と呼ばれ、これらの要素が複数合併すると、
それぞれが軽症でも動脈硬化が加速され、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まってきます。
バランスのよい食事、適度な運動など、日常生活で少し気をつけることから始まります。
薬を飲むのと並行して、日々の生活から改善していきましょう。
京都市上京区 吉岡医院